てきすとくえすと(Lv.1)

ぶんしょうをかくれんしゅうちゅう。8/8で1歳になりました。

【お知らせ/最終更新】引っ越してました

すっかりこのブログでの報告が遅くなりましたすみません。

今更ながらご報告。

 

11/1にHNを変え、idとブログを新しく作り直しました。

きゅーいんがむという名前で、

今はこっちでブログ更新してます。


Qの箱庭

 

変えた理由、あるにはあるのですが

なんて説明したらいいかよくわからないので、

とりあえずイメチェンみたいな感じだと思って頂ければ幸いです。

 

 

9月、それから10月、

仕事内容が変わったり多忙を極めて

ブログほとんど更新できなかったのですが

やっと少しだけ安定してきたので、

タイミングを見つつブログも新しい方でまた、

ちょっとずつ書いていこうと思います。

(普段から、書きたいことはあるけど時間が…な状態なので)

 

このブログはこれはこれで大切な自分の記録なので

消さずにとっておきますが、本記事で最終更新とします。

 

当ブログにこれまでお付き合いいただきありがとうございました。

いつも読んでくれる方がいるから更新する気力が湧いていました。

もし、引き続きお付き合いくださるのであれば、

新しい方のブログでまた、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

 

 

マイナス1mmフィルム

9月に入って、仕事が忙しくなった。

 

長距離走だと思うことにして、準備に念を入れつつ

比較的余裕ある時間配分をしてどうにか連勤を乗り切ったけれど、

反動で激しい腹痛がきたため病院行ったりして今日一日を溶かした。

 

 

連勤中は疲労が酷くて、これまでやってたことができなくなった。

帰りに家以外の場所に寄れなくなったり、

twitterのタイムラインがあまり見られなくなったり、

そもそもPCをあまり開けなくなったり。

 

そして今日、腹痛が酷くて、いろいろできなくなった。

出かける予定も行けなくなったし、

家事も休憩しながらじゃないとできないし、

座るのがいちばんお腹によいので寝ることもできず。

 

加えて今は金欠なので、

そもそも遊びに出かけたり余計にデザート買ったりもできない。

 

 

できないことだらけだけど、

できないというのは、案外悪いことではない。

 

 

オフラインの時間が増えて、読書をするようになった。

座って音楽を聴きながらゆったり読書をするようになった。

長く動いていられない代わりに、動くときに集中して動けるようになった。

 

自分へのご褒美を今まで300円くらいのちょっと高めのデザートにしてたんだけど、

それを、ちょっと頑張ったと思うたびに1個50円くらいのお菓子を食べるのに変えた。

 

 

50円、って制限でお菓子売り場を見てみると、

意外にこんなにあるんだ、って驚かされる。

少量でもご褒美なのが嬉しいんだ、って発見がある。

 

 

他のこともおんなじで、

できるから当たり前にやってきたけど、

できないならできなくても別にいいんだな、

できないから他のことに集中できる、ってこともあるんだな、

と気づかされる。

 

 

0からでは決してわからない、

一度プラスになったものを、マイナスにしてみて初めて見えるもの。

 

 

そういうものを仕事忙しくなくて健康でお金ある状態のときでもちゃんと見えて、

大事にしていけたら

もっとずっと幸福度上がりそうな気がするけど、

見えないものはやっぱり感じられなくなっちゃうんだよね。むずかしい。

 

…だから、せめて、今の状態を大事に記録しておこう。

ファインダーもフィルムも、ちょっと変えればぐっとせかいが広がるってことを。

 

 

指で窓をつくる

with BGM:

初音ミクオリジナル】 DOT adventure AGAIN 【PVつき】

 

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絵心は全くないし結局上達はしなかったけど

少しだけデッサンを習っていた時期があって、

習ったことの中で今も覚えているのが、「指で窓をつくる」ということ。

 

絵の構図を決めるために指で四角形の窓をつくり、

そのファインダーを覗くようにして見えたものを描くのだけど、

これってデッサンだけじゃなくて、別のことにも使っている気がする。

 

 

毎日どこかで文章を書いていると、

日常でどんどんネタを探すようになっていって

気づいたら指で窓をつくって、面白い文章にできないか覗き込んでいる。

ありふれた日常を切り取って、面白いものにできないか探している。

 

毎日何かを続けていて

いちばん良いと思うのは、そういう視点が持てることだと思ってる。

 

 

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 BGM:【初音ミクオリジナル】 DOT adventure AGAIN 【PVつき】

 

”駅の下に張り巡らされた洞窟
高いビルの最上階に何がある?
分かれ道でいつもと逆を選んで
見たこともないドアを
開けたら新しいステージ

 

眩しくて目を細めた
ゲームの世界はここに
終わりのないこの街で次は何を探そうか”
 
初音ミク×テクノポップは本当に自然にマッチしてて、聴いてて心地いい。
動画のコメント欄も凝ってて素敵。
 
”コメントに「ぼうけんする」と入力してゲーム的日常をお楽しみください。”

 

美味しいものを、いっぱい覚えておくとよい

コンビニが好きで、基本的にセブンイレブンが好きなんですけど

たまに気分を変えて他のコンビニにも寄ることがあって、

 

わたしは毎日片道30分くらい歩いて職場に通ってるんですけど、

その帰り道、ちょっと曲がったらいちばん近くにあるのがセイコーマート

もうひとつ曲がってファミリーマート

10分くらい歩くとセブンイレブン。15分地点でローソンがあります。


なので自分の小腹の空き具合とかによって向かうコンビニが変わります。


大体空腹に負けて向かうので手頃なホットスナックとか探したり、

これからの時期は大体毎年肉まんが主食になるのですが、

同じ肉まんでもコンビニによって全然違ったり

ホットスナックもいろいろ種類があったりするので、

毎回微妙に違うものを選んで違いを楽しんだりします。

 


ハマりやすい性格なので、時々自分の中で当たりがくると

延々それを食べ続けたりして、

そうすると今度は逆に、それを食べるためにコンビニに向かうようになります。

 

 

そういうのを繰り返した結果、

たとえばセブンイレブンだとトルティーヤドッグとか、

ファミリーマートの鶏つくね串だとか、

そういう「その店に行ったら食べたいもの」が必ずひとつふたつあるようになって

ただ店に行くだけじゃない、その店に行く楽しみができて

こういうのいいなあって思っています。

 

 

美味しいものを食べるっていうの

やっぱりテンション上がるし、楽しくなるし、嬉しくなるし、

機嫌なおったりもするし、動くモチベにもなるので

とても大事で良いことだと思うのですが、

やっぱり同じものを食べ続けたら飽きてしまうし、

楽しみはいろんな種類あったほうがよりおもしろいと思うので

いっぱい覚えておくといいのかなーと思います。

 

今日はトルティーヤドッグかもしれないけど、

明日は鶏つくね串かもしれないし、

明後日はからあげクンが食べたくなるかもしれない。

 

でも、今日はこれが食べたいって毎日思える。

 

そういうささいなことが、自分のいちばん底に敷いておくべき

大事な「生きている理由」なのかなあ、なんて思いながら

今日はお気に入りのアップルパイを食べてました。あまくておいしい!しあわせー。

 

 

時間は降り積もる

with BGM:

ヴィーナス&ブレイブス「Waltz for Ariah」を歌ってみた。

 

100年戦い続けるRPG。代々受け継がれていく時間を感じられる

シナリオがとても良いゲーム。

曲聴いていると近距離がいちばん強い弓使いつくった思い出がヨミガエル。

 

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月に一度の土日の連休だけど、なんだかぼーっとしていた、という印象。

 

いやどちらも街に出て買い物行ったりゲーセン行ったりしたんだけど、

それでも、全体的になにかぼうっとしたものが付きまとっていた。

なんだろう。いちばん単純な言葉でいえば、倦怠感、かなあ。

あんまり体の調子はよくなかった。でも一日中寝てたりしたら却って

精神的な具合が悪くなりそうなのでやめた。

 

 

連休中、これまでの時間と向き合う機会が何度かあった。

たとえばずっと溜まってた家計簿の攻略をしたこととか、

自宅に眠ってる賞味期限切れ食品捨てたこととか、

昔からちまちま使ってるマイリスト鑑賞したりとか。

 

初音ミクについて考える機会もあった。

2008年から追いかけてそろそろ6年。彼女はもうすぐ7歳の誕生日で

わたしは1歳ぐらいから追いかけている。

 

長いこと触れていると、たとえ直接会ったことがなくても

なんとなく自分に近しいものだと感じてしまう。

アイドルファンとかの心理に近いのかな。

そういえばもう40年郷ひろみを追いかけている母も似たような感想を

言っていたようなことがあったような。

 

 

時間は降り積もる。

わかりやすくいえばそれは埃であるし、

賞味期限を近づけるものであるし、

近いうちに1000曲になるお気に入りボカロ曲のマイリストであるし、

わたしの年齢の数字でもあるのだ。

 

 

それが良いか悪いかはそれぞれだけど、

なんだかわたしは、色々なことを置き去りにしすぎているなあ、と思った。

 

放っておくと、埃はどんどん溜まる。

タスクはどんどんやりたくなくなる。

ブログ更新はどんどん億劫になる。

積ん読も、見てないニュースも増えていく。

 

そして、忘れていく。

 

記憶力が人よりないので、何を買ったかとかすぐ忘れるんだなあと

家計簿をつけている途中で気づいた。

気が付くとお金がないけど、お金がないのはどうしてか考えても

ぱっと出てこなくて、あとで家計簿つけてるときに気づく。

 

こういう状況だったのか、あのときのわたしは。それで散財が増えたのか。

 

随分ひさしぶりに自分の過去の思考とか記録してあるメモ帳を

読み返したりもしたけれど、なるほどこういうこと考えてたのか、

と思うことがほとんどで、びっくりするほど何も覚えてない。

 

なんだかこういうのよくないなあ、と思った。

降り積もる雪はきれいだけれど、わたしは雪に埋もれてはいけない。

 

自分がどういうものであったか覚えておくためにも。

忘れないためにも。

定期的に読み返したりするリストとか仕組みとかつくらなきゃなー。

 

ぼんやりそんなことを思った連休だった。体中が怠い。

 

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読み返すためには記録しないとなーと思ったのでブログ更新。

書くことないと思ってたけど思ったより書けた。なんでもやってみるの大事ね。

 

 

モリモリ

元々貧しい方の家の生まれだからか、

なんでも盛りすぎてしまう癖がある。

 

バイキングでは元をとるために盛りすぎてお腹壊すし、

スケジュールはギリギリまで予定盛りすぎて遅刻するし、

口癖で「すごい○○」「超○○」って言ってなんでも盛りすぎる。

いや自分にとってはすごく大事なことなんだ。きっと。

 

そして、書きたいことも盛りすぎる癖があって、

あれを書こうそれを書こうって盛りすぎて内容まとまらなくなって

それが頭の中で組み立てられなくて結局書けない、なんてことがある。

我ながらけっこうあほだと思う。

 

ちょっと前までブログを書いていたとき実はよくこういう状態になってて、

結局出来上がった記事に満足できていなかったりする。

(ので、そのうち別ブログでリメイク記事書きたいなーとか思っている。)

 

今日は性別についての文章をpplogに書きたいと思い立って、

その前にちょっとほかの人のぽえむを読みにいったら、偶然性別をテーマに

書いているぽえむに出会って。

そのぽえむに対しての自分の思いが溢れてきて、

それも文章に込めよう、と思って。

 

元々考えてた書きたいこと+とあるぽえむに対するメッセージ

をどうまとめようかシャワー浴びながら考えたら

うまく繋がるようなよいキーワードが浮かんだので書きはじめた、

けれど、

書きたいこと+メッセージ+キーワードを目立たせる

という作業になってしまい

うんうん唸って一時間ぐらいかけて短めの文章をひねり出し、

しかも詰め込みすぎたかなあ、なんて思ってたりする。

 

 

今日、うちの猫(同居人/人間)に

「肉ばっかり食べないで野菜をモリモリ食べなさい」と小学生みたいな

怒られ方をしたけど、好きだからって好きなものを好きな分だけ

モリモリ詰め込んで良いってわけじゃないよね。

バランスよく、ちゃんと自分も伝えられて相手も伝わるような文章を

書かねば。

 

とか、こうして今記事を書いている間にも、

”そういえば今日職場の年下のお姉さんに聞いたのだけど

最近のプリクラは顔もスタイルも別人みたいに(むしろ人外かと思うくらいに)

モリモリにできるらしい。”

っていう文章をどこに盛ろうか考えていたし、

性格って簡単に治りそうにない。そんなわけで日記でした。かしこ。

 

 

 

迷い道しるべ

上司(30代男性)とエンドの売場替えをしていた。

 

エンドというのは、お客さんが通るメインの道から見える

面の売場のことだ。

その面を挟むようにして細い通路があり、

その通路の定番棚に通常の商品は収まっている。

 

エンドは通常品とはまた別に、今の時期のおすすめ商品を

お客さんにアピールする場なので、

特に固定で置く商品や決まった形があるわけではなく

(大筋で並べる商品は決まっていたりもするけど)、

担当者のセンスで売場が決まることが多い。

 

 

上司はエンドに積む商品の指示をしながら、

「いいかくえすと、どの商品をどの高さに積むか、

 そのやり方はまた、人によって全然違うんだわ」

と言った。

「俺はこういう商品をこういう高さでこう積んだほうが

 お客さんが取りやすいとか関連商品でまとまってて見やすいとか

 考えてやるけど、他の人は別の売れる商品で積んだりとかもするし、

 俺のやり方が一番ってわけじゃないんだ。まあ、無難だけどな」

 

上司の作る売場は誰が見てもきれいだし、

誰も文句なんか言わない売場だけど、それでも上司は

自分が一番だとは言わない、という事がそのときなんとなく引っかかった。

 

「ただ、いくらきれいな売場作ったって、高すぎる場所に置いたり

 品出ししづらいような売場は作った奴のエゴだから嫌いなんだよな」

 

上司の売場は誰が見てもきれいだし、

きちんと利用する人のことを考えた売場だ。

だから実際に売場を維持する立場の私たちも、文句なんか言わない。

 

 

上司の言葉は続く。

「俺、周りに配慮しない奴が嫌いなんだよな。

 いくらそれぞれの作業をしてればいい仕事ったって、

 他の人と一緒に働いてんだから周りのことを配慮しながら仕事するべきだろ?

 俺そういうことできない自分勝手な奴嫌いだから

 口聞かないんだよね、そういう奴とは」

 

上司は頭も良いし仕事もできる人だけど、

こういう少し、子供っぽいところがある。

 

「いろんな人間と働かなきゃいけないんだから、好き嫌いして口聞かないの

良くないってのはわかってんだけどさ。

直そうとはしてるんだけど、直んないんだよなー。

こういう性格じゃなかったら、きっと今頃俺は店長やってると思うよ」

 

 

大体できたし、あとは頼む、と商品位置などの指示を終えた上司が

事務所に戻っていく姿を目で追いつつ、

ああ、とわたしは思った。

そうか、上司も人間なんだよな…。

 

 

 

”自分が一番じゃない。”

”弱点があって、わかってて、直そうとしている。”

 

わたしには一番に見えて、完璧に見える上司も、

悩みを抱えてて、迷いを持っている。

それでも部下を指導するのだ。

自分の培ってきた知識を伝え、自分が思う正しいことを伝え、

そしてそれが正しいかどうか疑いながら進め、と

部下に道を示すのだ。

 

残った商品を並べつつ、わたしは思った。

やっぱり上司はすごいなあ、と。

 

商品を並べて出たダンボールを片付けながら、わたしは思った。

わたしもそうなりたいなあ、と。

 

 

悩みも迷いも尽きないけど。

それでも突き進んでいたい。

いつか後に来る誰かに、きちんと道を示せるように。

進もうか悩んでる道も迷い道も、

いつか後に来る誰かに、”こういう道もあるんだ”って

きちんと伝えられるように。