てきすとくえすと(Lv.1)

ぶんしょうをかくれんしゅうちゅう。8/8で1歳になりました。

一ヶ月、見つめ合って、キスをして(14/30)

全部曝け出して触れ合うのに、

どうしてだろう、君に届かない。

 

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(※この記事は、ここ一ヶ月間で私の中で密かに起こっていたことをポエムっぽくした日記です。)

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はじめては衝動で。

後から後から高ぶる熱を抑えることもせずに、

私は求めて。

 

最初から全力な関係なんて長続きしないから、

どうにかコントロールしようと思っていた。

でも、一度燃え上がる熱情は制御できずに。

走る。走る。止まれない。

 

 

やがて、私と君の関係は少しずつ広まって、深まって、

そのたびに、私は周りの目を意識するようになっていって。

周りのカップルを見ては、私たちもそうなんだって、

必要以上にアピールしちゃったりして。

 

思い返せばバカみたいなことに見栄張って、結果君を見失った。

君を好きな理由。君とコイビトでいたい理由。

思い出せなくなって、君とすれ違った。

 

 

きっかけは、ささいな記念日で。

その日、私は、今まで面と向かって言えなかった言葉を勢いで君に言った。

そうしたら、後から後から、

なんでいままで忘れてたんだろう、ってくらい、

君と一緒にいたい気持ちが溢れてきて。

 

それから、私は、今日までずっと、

君のことばかり考えていて。

呆れるくらいに考えていて。

たとえ君がそっぽを向いても、好きって気持ちが揺らがなくて。

 

だから、今日も。

 

私は好きを届ける。

文字に乗せて届ける。

できる限りわかりやすく、できる限り伝わりやすく。

 

だけど、どうしてかな。

上手く言葉にできない。

伝えたくて、伝えようとして、頭を振り絞って考えても、

どうして、君に届かない。

こんなに近くにいるのに、届かない。

 

それなのに、どうして。

届かないってわかってても、どうして熱は冷めないの。

 

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そう 前に 前に 手を伸ばして
今日も 今日も 出来なくて
四畳半の部屋で 独りきりで哭(な)いた

 

 

 

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わからなくて、苦しい、でも、止められない。

これがほんとの「好き」ってことなの?