てきすとくえすと(Lv.1)

ぶんしょうをかくれんしゅうちゅう。8/8で1歳になりました。

歌詞と音重ね合わせて戴冠式

with BGM:「ミルククラウン・オン・ソーネチカ」

(聴きながら記事を読んでくれると嬉しいです)

 

 

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おひさしぶりですこんばんは、ヘッドホンは体の一部だと思ってるので

うっかりヘッドホンつけっぱなしでお風呂に入りそうになるときとか

「あ、今耳つけてるんだった」とか言っちゃうタイプです。くえすとです。

 

けっこう前の話になってしまいましたが、

id:nogutyoさんがブログで書いていた記事

音楽聴くときって何を聴いてる?歌詞?音? - のぐちょの”気になる”ブログ

に、思うところが色々あったので、書いていきたいと思います。

 

 

わたしのしょうがっこうじだい

 

私は田舎の(たぶん)一般的な家庭に育ったために

娯楽がテレビ(あとはジャンプとか)くらいしかなかったので、

小学生の頃は特によくテレビを観たのですが、

中でも音楽番組が好きで、しかも当時は今よりずっと音楽番組が多かったので

週5で音楽番組観てました。

 

民放の音楽番組で流れているのはほとんどJ-POPだったので

J-POPを聴いていたのですが、音楽番組は下に歌詞字幕が表示されるというのも

あって、歌詞を見ながら歌詞重視で音楽を聴いていました。

 

遅い曲より速い曲が好き、っていうのは(当時から)あったけど

楽器は未知の領域すぎてあまり興味が持てなかったし、

何よりその当時から自分が簡単な小説もどきを書いていたこともあって、

言葉が好きだったから歌詞重視だったような気がします。

 

 

中学校に入って

 

友達ができました。

…えーと、そうじゃなくて、

ゲームが好きな友達ができました。

 

何が起こったかというと、音楽ゲームデビューしました。

当時はpop'n music(ポップンミュージック)が流行っていたので

まずは家庭用のポップンを買ったんですけど、

買ったやいなや、勧めてくれた友達よりものめり込んで、

気づけば3ヶ月ぐらい学校から帰ったらずっとやってました。

 

ポップンミュージックというゲームは、

ボタンを押すだけなのに、対応した楽器やバックミュージックの音が鳴る

というゲームなので、そこで私は初めて、

楽曲の裏にある楽器の音に耳を傾けるようになりました。

 

ポップンは様々なジャンルの音楽が収録されているのが特徴のゲームでも

あったので、私は色んな音楽に触れるうちに、歌詞ではなく、音を重視するように

なっていきました。

 

今、ボーカロイドを聴いていて

 

今、私が主に聴いているボーカロイドというジャンルの曲は、

よほど調声が上手くゆっくりな曲じゃないと、音楽を聴いているだけでは

歌詞が聞き取れなかったりします(大抵は動画に字幕がついていたり

するので、歌詞を追いながら聴くことはできます)。

 

なので私は、初めて曲を聴くときは「音」を聴きます。

そして良いと思った曲を、より読む込むために、あるいはもっと

その曲の世界に近づき触れるために「歌おうとする」のですが、

そのときに「歌詞」に触れます。

 

 

 

この記事の冒頭に貼った曲なのですが、

聴いていて本当に明るくて可愛らしくて、楽しくなってくる曲で、

いいなあ歌いたいなあって思った曲です。

 

そして歌いたいなあって思って歌詞を読んだら、

あまりに悲しくて、切なくて、

明るい曲調であればあるほど胸が締め付けられて、

それでも、だからこそ、歌いたい触れたい、って思った曲です。

 

 

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音楽の受け取り方は自由で、

歌詞を重視してもいい。音を重視してもいい。

 

でも、歌詞を音に乗せるから、歌詞と音の両方があるから、

音楽はその世界にぐっと深みを持つ。

悲しみだけじゃない切なさを、嬉しさだけじゃない喜びを、与えてくれる。

 

 

だから私は、今日もそれらに魅せられています。